PROPERTY
丘テラス神楽坂
東西線「神楽坂駅」徒歩6分 / 新宿区
和のエコをキーワードに環境との共生を図る共同住宅
CONCEPT
CONCEPT 01
神楽坂の丘に棲む
情緒豊かな路地の街神楽坂ですが、丘テラス神楽坂は陽当たりの良い丘の上。南にも北にも視界が開けた立地の利点を生かしてエコな住宅を設計で実現しようと考えました。建物のプロポーションはシンプルながら、和のエコを散りばめた物件となっています。
CONCEPT 02
高温多湿な気候に寄りそう
日本家屋の知恵
ほぼすべての部屋が南からの採光がとれますが、南側はあえてインナーバルコニーにして夏の直射日光を遮る工夫をしています。一方冬の暖かな陽は斜めに室内の奥の方まで差し込んで来ます。これは日本家屋の屋根の庇をヒントとしています。またほとんどの部屋が南北方向に風が通るようにすることにより、空調使用の削減効果を狙っています。北側の夏の夕涼みの出来るテラス、或いは日光の届かない勝手口のようなバルコニー等は生活する上で便利に使っていただけると思います。
CONCEPT 03
サステナブルな賃貸ライフ
エントランス上の屋上緑化、南の窓から望む紅葉の植栽エリア、竹による隣地遮蔽など、緑をふんだんに配置した豊かな敷地空間、ライフスタイルの変化に対応できる襖でカスタマイズ出来る間取り、室内の壁に珪藻土クロスを活用など、サステナブルな生活に賃貸ながら少しでも貢献できるような物件に仕上げています。
ARCHITECT
環境に寄り添う
生活
敷地は見晴らしの良い丘にあり、北側の接続道路には低層の住宅が建ち並ぶ、落ち着いた住宅街である。
建物は、北側の建物高さを低く抑えながら、見晴らしの良い南側にいくにつれて、徐々に住戸を積み上げたような構成になっている。南北に長い敷地形状をしているため、採光と通風をどのように室内に取り入れるかが課題となったが、住戸へのアプローチを中央に設け、それぞれの住戸が3面以上外部と接することができるように、少しずつズレながら平面が配置されている。
外部との接点になる開口部には、適度に囲われたテラスを設け、縁側のように直射光を遮りながら、柔らかな光を室内に運んでいる。風は南北に通り抜け、空調だけに頼らず、四季の変化を生活に取り込むことができる。
環境を制御するのではなく、寄り添いながら生活する。民家には、そんな生活のためのアイデアが、数多く実践されていた。
現代の住宅にそのままあてはめることはできないが、アイデアを活かすことはできるはずである。ささやかではあるが、この住宅がそのきっかけになればと考えている。
一級建築士
川辺 直哉NAOYA KAWABEhttp://www.kawabe-office.com/
1970年 神奈川県生まれ
1994年 東京理科大学工学部建築学科卒業
1996年 東京芸術大学大学院修士課程修了
1996~2001年 石田敏明建築設計事務所
2002年 川辺直哉建築設計事務所設立
受賞歴
2016年 グッドデザイン賞ベスト100入賞
2019年 日本建築学会作品選集入賞
2021年・2022年 東京建築賞受賞
※ グッドデザイン賞合計23回受賞(2021年末現在)
LOCATION
東西線「神楽坂」駅徒歩6分
東西線・南北線・有楽町線「飯田橋」駅徒歩7分
都営大江戸線「牛込神楽坂」駅徒歩約6分
都営大江戸線「飯田橋」駅 徒歩約6分
JR「飯田橋」駅 徒歩約9分
主要駅までの所要時間
※所要時間は平日午前の通勤ラッシュ時のもので、乗り換え・待ち時間を含みます。
SPEC
物件名 | 丘テラス神楽坂 |
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所在地 | 東京都新宿区筑土八幡町5-3 |
交通 | 東西線「神楽坂」駅徒歩6分 |
構造規模 | 鉄筋コンクリート造 地下1階地上6階建 |
総戸数 | 17戸(1LDK・2LDK/43.00m2~76.01m2) |
竣工 | 2010(平成22)年12月 |
設計 | 株式会社川辺直哉建築設計事務所 |
施工 | 清水建設株式会社 |
管理会社 | センチュリー21 株式会社ベストハウジング |
設備 |
専有設備: 共用設備: |
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PROPERTIES