PROPERTY
ソヨカゼテラス永福町
京王井の頭線「永福町駅」徒歩1分 / 杉並区
駅近の利便性と、Naturalな快適性の両立を目指した共同住宅
CONCEPT
CONCEPT 01
利便性と快適性の両立
渋谷と吉祥寺を結ぶ井の頭線、その中央に位置する永福町、そして駅のホームから見える徒歩1分の立地。この利便性を享受しつつ、青空のもと暖かな光と木々を渡る風を感じて、こころ豊かに暮らしたい。その回答は日本の住まいの伝統的知恵である生垣にありました。駅からの視線を遮る一方、採光と通風を確保することを考えました。
CONCEPT 02
そよ風わたるテラス
生垣の内側はテラスと室内が一体化したような開放感。ウッドデッキから室内につながる窓台はテラスの環境を室内に取り込むライフスタイルのご提案です。
プランは階数、部屋の向きによって変わる室内環境にあわせてベストな間取りを検討することにより29戸中27通りとなりました。
CONCEPT 03
元ある里山のように
もとからそこに存在していたように街並みに溶け込むアースカラーの外壁。打ち放しの素材を柔らかいNaturalな印象に仕上げました。ルーフバルコニーを利用した屋上緑化は、上層階に居ながら武蔵野の自然を感じていただけるよう、建物とテラスに彩りを添えています。
ARCHITECT
共存する暮らし
駅のプラットフォームに隣接した場所に暮らすということ。それは利便性と生活環境を 「共存」 させることでもあります。
敷地は角地で開放感があり周囲に高い建物が少ないため、遠くに富士山や新宿方面が望める立地です。居住空間は駅や街に対して閉鎖的になるのではなく、適度な距離感を保ちながらも開放され、取り込むべき周辺環境は積極的に取り込みたいと考えました。
古くから生垣が住まいと周辺環境との共存のための知恵として街並みを形成してきました。その生垣を立体的に取り入れながら植栽を積極的に活用することで、視線を調整しながら光と風を取り込みつつ、立地を活かした眺望も楽しむことができます。
街の日常風景に
テラスと室内の間にはささやかな干渉スペースを設えていて、外部が引き込まれたような緩やかな境界を作り出しています。この場所は生活と環境が共存する縁側のような役割を果たしてくれます。
高くなるにつれて徐々にセットバックするように住戸が構成されアースカラーを纏った外観は、建築でありながらすでに其処にあった地形のように、この場所と様々な人々の暮らしを共存させながら、街の日常風景となることを願っています。
一級建築士
川辺 直哉NAOYA KAWABEhttp://www.kawabe-office.com/
1970年 神奈川県生まれ
1994年 東京理科大学工学部建築学科卒業
1996年 東京芸術大学大学院修士課程修了
1996~2001年 石田敏明建築設計事務所
2002年 川辺直哉建築設計事務所設立
受賞歴
2016年 グッドデザイン賞ベスト100入賞
2019年 日本建築学会作品選集入賞
2021年・2022年 東京建築賞受賞
※ グッドデザイン賞合計23回受賞(2021年末現在)
LOCATION
京王井の頭線 「永福町」 駅まで徒歩1分
主要駅までの所要時間
※所要時間は平日午前の通勤ラッシュ時のもので、乗り換え・待ち時間を含みます。
SPEC
物件名 | ソヨカゼテラス永福町 |
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所在地 | 東京都杉並区永福2-54-12 |
交通 | 京王井の頭線「永福町」駅徒歩1分 |
構造規模 | 鉄筋コンクリート造 地上5階建 |
総戸数 | 29戸(1R・1K・1LDK/25.02m2〜42.92m2)店舗1区画 |
竣工 | 2018(平成30)年2月 |
設計 | 株式会社川辺直哉建築設計事務所 |
施工 | 株式会社佐藤秀 |
管理会社 | 東急住宅リース株式会社 |
設備 |
専有設備: 共用設備: |
CONTACT
PROPERTIES